この度、株式会社プロテックの概要を入手しました。
これまでのおさらいとなりますが役員の皆さんを紹介しようと思います。
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株式会社プロテックの役員 |
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曽我隆司 |
伊藤健一 |
中村一弘 |
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前おきからお話ししますと、出張オイル交換屋数ある中で旧オートプロジャパン(以下、「旧APJ」と呼ぶ)は、全国に名の知れた業界最大手の規模と言ってもいいほどの会社でしたが、全国展開を始めた平成16年夏から僅か2年で倒産してしまいました。詳しい説明は省きますが、旧APJはオイル交換そのものを主体的な業務とせず、「年収1,000万!」等の人間の射幸心を煽る内容で広告を出し、世間一般から出張オイル交換作業者を加盟店方式で募集し、加盟時に支払われる加盟金を収集することのみに主眼をおいた商売方法、フランチャイズ用語でいう、いわゆる「開店屋」でした。旧APJ以前にも一度加盟金搾取の会社を畳んでいるそうです。 |
さらに加盟店募集広告の実現者であるモデル加盟店としての存在だったのが、今日紹介する株式会社プロテックの役員です。彼らは旧APJの柴田智恵副社長の庇護の下、旧APJ独自の「地区長制度」なる加盟店間の互助組織内で有利なポストを与えられ、さらに優先的に仕事も与えられていたので、広告のような収入にかなり近い額の金を稼ぐことが可能な立場だったのです。本来、「あなたのヤル気と努力次第で」道を切り拓いて行く一人の独立開業者である立場でありながら、彼らの本部とべったりの様子は他の一般加盟店からすれば、皆が不公平を感じていたに違いないことでしょう。彼らと本部との奇妙な依存関係が最初から分かっていれば旧APJに加盟する人間など一人もいなかったはずです。 |
旧APJ東京本部の近くの食堂で度々見受けられた光景ですが、本部入り浸りの幹部級加盟店数人の昼食代を、同席した副社長が気前よく全員分の支払いをしていることがありました。自社の従業員の食事代を支払うのなら何ら問題ありません。しかし全く立場の違うはずの地区長制度の上層部にいる人間にこういう態度を取っていて、果たして末端加盟店に示しが付くのでしょうか? これは彼らがいかに本部とずぶずぶの関係であったかを示しているエピソードといえるでしょう。 |
前述の奇妙な依存関係を端的に表していたのが、加盟時に強制的に出席させられる3時間缶詰の説明会に、この3人を含む幹部級加盟店が講師として参加し、自己啓発セミナーのような内容の講義を行うことでした。地区長制度の根幹である「本部と対等の立場である一人の独立開業者」であるはずの先輩加盟店が、「何年何月何時何分こうなるぞ!」「自分の殻を破れ!」などと精神論をやけに強調して進行するこの説明会に、後になって疑問を感じた人は少なくなかったはずです。というか、この時点ですでに非常におかしいのですが、彼らが多くの末端加盟店にとっては、中立公正の立場ではなく、本部の意向にのみ沿って任務を遂行する工作員であったことが、かなり後にならないと分からなかったことは、新規加盟者にとって不幸と言えば最大の不幸でした。 |
加盟者自身が望むと望まないとに関わらず、なぜ「やる気」や「目的達成」など個人の意欲に関することを、いちいち他人に喚起を促される必要があったのか? 先輩加盟店が一所懸命に身振り手振り交えて講義をする姿はおかしくもあり、例えば「ああ、こんな人でも多くの収入が得られるんだ」と連想する参加者もいたかもしれません。新規加盟者に、その後に起きる理不尽な出来事に疑問を抱かれ騒がれては面倒なので、事前に釘を刺しておく意味でこの説明会に参加させておけば、あとからいくらでも言い訳が出来るつもりだったのでしょうか。 |
なぜ不幸なのか。新規加盟者は本部内で技術指導員の指導による研修を修了すると、現場での研修に移ります。その現場研修を行うのが、工作員である幹部級加盟店だったからです。そこで待ち受けているのは、独立開業に繋がるような有意義なものでなく、どちらかというと「仕打ち」という言葉が当てはまるようなものでした。なぜなら旧APJには、「新規加盟者は増えても良いが加盟店として開業されるのは困る」という「特殊な事情」があったからです。いったい、どのくらいの新規加盟者がその「特殊な事情」で涙を飲んで開業せずに去って行ったのでしょうか |
新規加盟者は「第一営業」と呼ばれる社員と面談を行い、「取引先は大手ばかりだ。忙しくて大変だ。仕事は余るほどある。仕事の紹介をする」という説明を自信満々の態度で聞かされている人が非常に多いのですが、こういう説明をされれば、どんな人でも「これなら加盟しても開業当初の営業の心配もなくやって行ける」と考えてしまうのは、至極当然の成り行きではないでしょうか? 冷静に考えれば新規加盟者が増えれば分母が必然的に増えるわけで、まんべんなく仕事が配給されるのか疑問ですが、そうだとすれば旧APJの「第一営業」は、逆にその容易な疑問に自発的な説明の義務を負うはずです。良いことばかり強調し、リスクの説明をしなかったことには、どうしても作為的なものを感じてしまいます。その作為によって加盟者が加盟を決断するに際して錯誤に陥っていたとすれば、これは昨今声高に語られる自己責任で片付けていいような問題ではないことがはっきりします。 |
このように加盟者を募集してはしっかり加盟金を懐に収め、まるで新規加盟者の資金力・生活力が弱体化して行くのを待つかのように現場研修に時間をかけるだけかけ、開業を躊躇させようとする行為が正しいことか悪いことか、立派な大人なら分別つきそうなものですが、何で彼らには分からなかったのでしょうか? |
その理由として、自己啓発セミナーの主催者でもある旧APJ柴田智恵副社長が大きな存在となっていました。彼女に見込まれた人間は、個人の人格の部分にまで踏み込まれる「研修」に参加させられ、半ば洗脳状態になってしまい、旧APJの利益の為にだけ行動する人間に仕立て上げられたのでした。その見返りとして本部から高収入と役職を約束され、全く骨抜きになった従順な「本部犬(ほんぶいぬ・ほんぶけん)」となったのです。旧APJ柴田智恵副社長はこのような人間で身の周りを固め、不従者や弱者はどんどん切り捨てて己の利益のみに専念する守銭奴だったのです。彼らが役員となってプロテックを立ち上げた背景には、旧APJ柴田智恵副社長の影がどうしても見え隠れします。 |
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「株式会社プロテック」の役員の皆さんは、会社名が変わっても「オートプロジャパン」柴田智恵副社長の理念を受け継ぐ残党として今後も生き残って行くつもりか、それともまったく縁を切って、今までの悪行三昧を反省・贖罪し、心機一転して出張オイル交換サービスを続けるのか、選択肢は限られていることを忘れないでいてもらいたいものです。本当はこんな生易しい言葉で片付けたくはないのですが、これから社会的制裁を受けて生きていかなければならない人間に対し、せめてもの目溢しとして、ネット上ではこれを限界としておきます。〜おわり〜
P.S.
8月に開催された「被害者の会」に一度致命的なミスを犯して加盟店を辞めた元地区長が参加していたそうですが、彼が参加した直後からしばらく2ちゃんねる掲示板にでたらめな書き込みが見受けられました。彼に偵察を命じたのは誰でしょうかね? そのオイル量がいつもいい加減だった元地区長がプロテックに参加して再び出張オイル交換サービスに復帰するようでしたら、大型保冷車の冷凍機を止められたときの損害賠償を今から心配をしていた方がいいですよ、曽我社長。 |
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おまけ |
曽我氏は、若い旧APJの事務員と不倫の結果、妻子と別れて現在はその事務員と幸せに暮らしているそうですが、慰謝料と養育費の支払い状況はどうなんでしょうか? 今は社長の身分ですからこの話題はあまり触れない方がよかったですかね? |
伊藤氏、いつも朝から本部にいて朝礼で大声張り上げてご苦労さまでした。汚いツナギ着て社員以上にでかい顔で闊歩してましたねー。いつもやる気と挑戦者の目つきや態度、あれはほんと素晴らしい。素晴らし過ぎて気味が悪いほどでしたよ。本部のバックアップで独立という夢が叶って、よかったですね。ところで、旧APJ柴田副社長から卒業するのはいつですか? |
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株式会社プロテックの概要は以下の通りです。
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